Murder In A Blue World (1973)
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「ロリータ」のスー・リオンがシリアルキラーを演じるスペイン版「時計じかけのオレンジ」

スペイン人監督エロイ・デ・ラ・イグレシアによるスパニッシュジャーロ。舞台は少年犯罪が蔓延する近未来。アンナは優秀な看護師として慕われながら、プライベートでは出会った男を次々と誘惑、殺害するシリアルキラーだった。ある日、アンナが死体を遺棄する現場を偶然目撃し、それをネタに彼女を脅迫しようととした少年ギャングが、仲間割れからリンチに遭い病院へと運ばれる。そこで彼を待っていたのは再犯防止を目的とした洗脳実験だった…

スペイン版「時計じかけのオレンジ」なこの作品、実際少年ギャングが押し込みをかけるシーンなど、オマージュの域を超えた露骨さ。イグレシア監督は後年の作品「Navajeros」でも、クラシックをBGMに、公園でカップルを襲っていた敵対グループと大乱闘を繰り広げる 「時計じかけのオレンジ」チックなシーンを手掛けており、よほど拘りがあると見える。さらにスー・リオンがアンナ役を演じ、劇中でナボコフの「ロリータ」を読んでいたりする。そんなキューブリックファンも見逃せない本作が、遂に2Kレストア高画質でお手元に!

※スリーブケース付き限定版は完売いたしました

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