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ビル‘チョップトップ’モーズリィさん来日記
大久保のルノアールへ向かうほんの5分にも満たないタクシー乗車中も、外の景色を珍しそうに眺めていたビルさん。

ビル「あれはホームレス?」
コルチ「そうですね。これから彼らには厳しい季節ですね」
ビル「確かにね。ロサンゼルスにはもっと大勢のホームレスがいるよ・・・」

さてタクシーはあっという間にルノアールに到着。
インタビューの順番は「映画秘宝」「TRASH-UP!!」の順で各30分程度。
店内に入ると、すでに2番目のTRASH-UP!!チームも居りまして、ハイ!とビルさん。そして映画秘宝チームの待つミーティングルームへ。

室内のホワイトボードには、映画秘宝DEVIL PRESSコーナーなどでもお馴染み、高橋ヨシキさんが独自にデザインした『デビルズ・リジェクト』未発表ポスターが掲げられており、
ビル「これが世界中のポスターの中でもベストだよ」
そういえば、前日空港でタクシー待ちしてる際にも、
コルチ「明日の映画秘宝のインタビュアーは、ビルさんが送ってくれたグッズの中に入ってた『デビルズ・リジェクト』未発表ポスターをデザインした高橋ヨシキさんなんですよ」
ビル「おぉ、ヨシキね。彼がデザインしたあのクールなポスターがリジェクトされちゃったってのは残念だよ。ほんと最高なのにね」
とかって言ってました。

コルチとドジャー・コーマンのビデマチームも同席を許して頂きまして、インタビューを傍らで拝聴させて頂きました。その内容は1/21(月)発売の映画秘宝3月号に掲載されましたので、ぜひご確認を!

そして、第二ラウンド開始前に休憩を少々。プレゼントされた映画秘宝のバックナンバーをめくりながら、
ビル「ハイホー(秘宝)は、すばらしい雑誌だな!」
ドジャー「ほら、映画ヒーローベスト100にオーティスが入ってますよ。で、こっちは2006年のベスト10ですが『デビルズ・リジェクト』が6位ですよ!」
映画秘宝のビル・モーズリィ・リスペクトぶりを目の当たりにし、ビルさんご満悦。そして2006年ベスト1に輝いた『グエムル 漢江の怪物』を見つつ
ビル「これ何?」
コルチ「ビルさんも好きな『The Host』(原題)ですよ」
ビル「あ、ほんとだ!よく見りゃ『The Host』だ!」
この結果には、怪獣マニアのビルさんも納得のご様子でした。

一息ついたところでインタビュー第二ラウンド開始。TRASH-UP!!チームの番となりまして、ビルさんのインタビューが掲載された『悪魔のいけにえ』DVD-BOXや雑誌スタジオボイス、未製本のTRASH-UP!!創刊号原稿などTRASH-UP!!チームが関わった仕事を見せつつ、編集長の屑山屑男氏をはじめ自己紹介。そしてカメラを回しインタビュースタート。この模様はTRASH-UP!!第2号に掲載予定です。映画秘宝とほとんど被らない内容ですので、これまたお楽しみに!

そして、ちょっと早めにインタビューが終わったもんで、コルチもチャンスとばかりに質問を一発(TRASH-UP!!の方々スンマセン)。いや、ほんとはその後のトークショーで聞きたかったんですが、多分時間足りないだろうってことで端折ってた質問なんですがね。

コルチ「ビルさんは俳優になる前、オムニ誌(SF科学系雑誌)の編集者だった訳ですが、そんなビルさんに質問です。キャトルミューティレーションについてどうお考えですか?」
ビル「おぉ、キャトルミューティレーションときたか!ははは。そうだね、当時ラジオで血が抜かれた家畜の死骸が話題になってさ。オムニじゃないんだけど、当時やってた雑誌の仲間と、こりゃ面白そうだなって話になって取材に行ったのが始まりで・・・」
そこから、詳細に当時のことを思い出しつつ語って頂きました。結論としては・・・
‘宇宙人の仕業かも知れないし、違うかもしれない’
みたいな。 ビルさんも確たる意見は持っておられないようです。

ついでに
コルチ「ほいじゃエリア51は?」
ビル「今度はエリア51ときたか!ははは。それはネバダ砂漠にある空軍基地の地下深く・・・」
またしても、色々話してくださいました。結論としては・・・
‘宇宙人やUFOが捕らえられているかも知れないし、いないかもしれない’
みたいな。 これまた確たる意見は持っておられないようです。しかしながら、
ビル「まぁ真実はともかくとしてね、人々がこの話題を真剣に議論しなかったら政府もほっとくだろうさ。でももし真剣に議論を始めたらきっと政府は、ばかげてるって否定するだろうね」
ってことは・・・やっぱいるってことじゃないすか!?
しかしまぁ、ビルさんもよくこんな質問に一生懸命答えてくれましたよ、ほんと。

インタビューが全て終了した後に、屑山氏が持参したプレゼントの手ぬぐいと風呂敷を興味深そうに手に取り
ビル「これ、どうやって使うの?バンダナみたいに頭に巻くのかい?」
コルチ「そうですね、好きなように使っていいと思います。もちろん頭に巻いてもOK!こっちはパッケージに使います」
また『悪魔のいけにえ2』のパンフを見ては、
ビル「日本のプログラムはすばらしいね。あ、このレザーフェイスとチップトップが向かい合ってる写真ね、これはふたりともスタントマンだよ」

その後、通訳を努めるドジャーが、トークショー用インタビューの確認などを。また、混乱を避けるためビデオや写真撮影は、お客様には、サイン時のツーショット以外お断りしていたのですが、
ドジャー「俳優さんによってはプライベートショットは絶対お断りっていう方もいますが、今日はいかがいたしましょうか?」
ビル「もちろんOKさ!問題なしだよ。撮られるのがおれの仕事だからね」
ってな感じで快諾してくださいました。

そうこうしてるうちにサイン会の時間になりまして。ビデマで現場を仕切るポルノスキーに状況確認の電話をすると、
ポルノスキー「ええ、もうお客さまも入ってますよ。ご家族もいらしてますね」
とのこと。タクシーでビデマへGo !



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