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ビル‘チョップトップ’モーズリィさん来日記
2007年12/26(水)、遂に日本の地に降り立った『悪魔のいけにえ2』のチョップトップ、『デヴィルズ・リジェクト』のオーティスことビル・モーズリィ氏!

ご本人の念願叶っての今回の初来日は、ご家族とのプライベート旅行。5月の雑誌スタジオボイスのインタビューにて、年末に日本に来る旨発言しており、その際に‘ビデマでサイン会でもやるかい?’とビルさん自身から、ありがたいご提案を頂いたのが、今回のサイン会実現のきっかけでした。

つきましては、公開当時『悪魔のいけにえ2』を地元の映画館で鑑賞、チョップトップショックをもろに被った一ショップ店員であるわたくしルチオ・コルチが体験した今回の狂騒についてフリーペーパーにて書かせて頂きますので、お時間ございましたらどうぞお付き合い下さいまし。

なお、どうにもヘボい英語力のわたくしルチオ・コルチです。さらに憧れのビルさんを前に天まで舞い上がっているルチオ・コルチです。なもんですからここに書かれるビルさんの発言はもちろんそのまま完全なものではなく、分かる&覚えている範囲です。どうかご勘弁を。 さらになお、旅行の性質を配慮し写真撮影を控えたため、ご家族やサイン会以外の写真がありません。ほんとはチョップトップinジャパン的写真あるとよかったんですが・・・。どうかご理解を。
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2007年、12/26(水)16時40分成田着のアメリカン航空であの来日されたビル・モーズリィさん。一緒に来られたのはビルさんの彼女で女優のルシンダ・ジェニーさんに、娘のジェーンさん(20)とマリオンちゃん(9)の女性3名。 当日アテンドのために、休みをとって成田に向かった私ルチオ・コルチは、貧弱すぎる英語力が心配だったので、英語が達者なうちのヨメはんを同行。到着口で心臓が口から飛び出る緊張感を味わいながら待つこと30分位でしょうか、ついにビルさんご一行到着!

‘どひゃ〜、あれは間違えなくビル・モーズリィだ!!’

しかしステキな笑顔を見せているジェーンとは対照的に、少々お疲れ気味な印象のビルさん・・・。‘いかん、ここで怯んでは’と開き直りの超マイペースで挨拶をかます。握手をしながらお互いの家族を紹介後、6人乗りワンボックスタクシーでホテルへ向かうことに決定。道中、翌日のスケジュールの打ち合わせなんぞをする予定。

自分がタクシーを手配している間に、うちのヨメはんが色々と話したみたいでして。

ヨメはん「うちのだんな20年以上も前からファンなんだって。それってすごいと思わない?」
と恐れ多い発言。おいコラ、そんなファンざらだって!(大汗)
しかしビルさんは
ビル 「いやぁ、ほんとだね」
そして娘さんたちに
ビル 「いいかお前たち、よく聞いとけよ!」
と余裕の発言。

タクシーを待ちながら、あらためて挨拶と感謝の意を伝える頃には、ビルさんもずいぶんリラックスし和やかムードに。コルチが持ってたデビルズ・リジェクトのショルダーバッグもルシンダさんとジェーンにずいぶんウケたようで、ぽわぁ〜良かった・・・。

ルシンダ「あなたたちからクリスマスカード、届いたわよ!」
ビル「おぉ、そーだった。新幹線のクリスマスカードな!ありがとう!」
コルチ「あいにく今じゃ新幹線の形もずいぶん変っちゃって、ビルさんが映画で知ってるのとは違うから、実際見るとがっかりするかもしれませんよ」
ビル「なぁに大丈夫、おれは新幹線ならなんでも好きなんだよ!」

コルチ「新作『REPO!:THE GENETIC OPERA』は日本の有名なミュージシャン、ヨシキが音楽をやってるとか・・・」
ビル「そうそう!彼はLAに住んでるんだよ」
コルチ「映画は『ロッキー・ホラー・ショー』みたいな感じですか?」
ジェーン「そうそう、そんな感じ」
ビル「いや、違うな。『REPO!』はオペラなんだ。だからセリフも全て歌ってるんだよ」

コルチ「ビルさんが『いけにえ2』の前に出演した『サバイバル・ウォーズ』ってのを観ましたよ!」
ビル「うぉ、マジで!?あれはおれのデビュー作でキルトフェイスって役をやったんだよなぁ」
等々たわいもない会話を20分以上もたらたらと。 ‘たらたらと’って書いてますが、よくよく考えるとこれ、スゴイ状況だ。 あのチョップトップ、オーティスとたらたら話してるという超現実的シチュエーション。そんな会話の中、いきなり「Dog will hunt!」の名台詞も炸裂!

‘ ぐへっ、やっぱりチョップトップが目の前にいるんだ!’とあらためて実感した次第です。

そうこうしているうちにタクシーが到着したので、ジェーンの手荷物をもってあげるという、ルチオ・コルチ普段じゃ絶対ありえないジェントルメン振りを発揮しながらタクシー乗り場へ。そこに待っていたのは・・・ やたら小さい軽ワゴンがポツリ。 思わずみんなで顔を見合わせて笑いながらも、内心ひやひや状態のコルチ。

コルチ「いやぁ、さすがにこれじゃないと思うっす」
ビル「これはこれでクールだな」
コルチ「もしこれなら、きっとトランスフォームするでしょう・・・」

やがてでかいタクシーが回されてきました、ちゃんと。 ぽわ〜ホッとした。 さてさて荷物を詰め込んで、後部座席に女性三人、中央にビルさんと自分。助手席にヨメはんを乗せて、いざ宿泊先のシェラトン都ホテルへ!


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