これまでヒトラー、レーニンを描いてきたロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督“3部作”の第3部は、1945年終戦間際の昭和天皇の苦悩を丁寧なタッチで、しかし赤裸々に描いた問題作。昭和天皇役にはイッセー尾形が熱演。香淳皇后役に桃井かおり、 侍従長役に佐野史郎らが出演。日本公開は未だ決まっておらず、カルト作となるのは必至。