80年代のユーゴスラビアが生み落とした怪作

「大都市の条件とは何か・・・高層ビル？交通渋滞？映画館の数？いやいや、真の条件とは犯罪である。のぞき魔、銀行強盗、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都、ベオグラードにも犯罪はあったが、ニューヨーク、ロンドン、パリと並ぶ真の大都市と言えるようになったのは、この絞殺魔が登場してから」

という訳で、主人公はカーネーション売りのマザコンおやじ。家に帰ればママのキツいお仕置きが待っている哀しき巨漢。ある時、女に大切な花を叩きつけられてプッツン。連続絞殺魔へと豹変する。そんなおやじとテレパシー？で交感したニューウェーブ系ロック歌手が「ベオグラードの絞殺魔」 という曲を大ヒットさせ、それを聞きつけたおやじも女装してロック歌手に接近。遂に二人はご対面・・・。

「歌っているのはだれ？」で国際的名声を轟かせたスロボダン・シャン監督による衝（笑）撃の怪作が、オリジナルカメラネガからの2Kレストアで奇跡のBlu-ray化！


※セルビア語 with 英語字幕 or 英語吹替え