1928年当時タブーとされていた男女の性生活について言及し、大問題となったD・H・ローレンスの同名原作を「エマニエル夫人（1974）」「O嬢の物語」のジャスト・ジャガンが映画化。映画化は1955年のマルク・アレグレ監督作に続いて2度目。主演は「エマニエル夫人」で大ブレイクしたシルビア・クリステル。
貞淑な伯爵夫人コニーは戦争で半身不随となった夫のクリフォードを献身的に支えていたが、その実一度も性生活を営んだことのない事に不満を持っていた。そしてクリフォードは不能となった自分の代わりに跡継ぎを作る為の相手を作るようコニーに命じる。自分が階級制度の道具となっていることを嘆くコニーは、ある日労働階級出身の退役軍人オリバーと知り合う。オリバーとの恋愛を通し、コニーは初めて経験する性の悦びに打ち震えていた…
本作はワイドスクリーン版とフルスクリーン版を収録。特典に劇場予告編。