ガイアナ人民寺院の悲劇
Guyana : Cult Of The Damned (1980)
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78年、900名を超える信者(200名以上がが年端もいかない子供や赤ん坊)が集団自殺して、世界に衝撃を与えた米国の新興宗教団体<人民寺院>事件を基にした【カルト】ムービー。
俗世を嫌い南米の未開地に、共同体を築いた教祖ジョンソン(実際はジョーンズ)。だが、独裁的支配体制が敷かれるそこは、理想郷とは程遠い場所だった。質素な食事に我慢できず、食べ物を盗みに入った子供たちは、蛇責め、水責めの折檻。セックス禁止に背き、内緒でこっそりと青姦を楽しんでいたカップルは、全裸のまま大勢の前で詰問の責め苦の果てに・・・。実態を視察すべく現地に赴いた米国議員、ジャーナリストご一行は、脱会を希望する信者もろとも皆殺し。そして、追い詰められた教祖が選んだ服毒集団自殺強要の暗澹たる最後。これが実話というのだから、考えれば考えるほどとんでもない。
映画冒頭の轢死殺人のシーンは、巨大な列車に蹂躙されてぼろ雑巾のようになる人体の映像と、そこにかぶさるジョンソンの演説への熱狂的拍手が、いきなり観客を嫌ぁ〜な気分にさせる効果抜群の演出である。
本編は2Kマスター。監督は「タイガーシャーク」「大竜巻/サメの海へ突っ込んだ旅客機」のルネ・カルドナ・Jr

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