頂点に君臨し続ける特殊部隊映画のバイブル
【余談】
いきなりどうでもいい個人的な話から始めさせて頂き恐縮ですが、店主が本作の存在を知ったのは80年代後半頃。別冊宝島「このビデオを見ろ!」における青井邦夫氏の「ただひたすらGUNマニアのための名作珍作12選」というコラムを読んだ時でした。
名作『パニック・イン・スタジアム』の次に、「アメリカのSWATもすごいけど、イギリスには、SASっていうもっとすごい組織がある」という書き出しで始まり、「テロリストのほうが可哀想になるほど」と締めくくられる本作の紹介を読んで、店主はSASの存在を知るとともに、み、観たい!この映画っ!!となったのでした。
しかしながら、これがレンタルショップにはなかなか置いておらず、観ることが叶わない日々が数年続き、90年代後半頃は、店主にとって世界一観たい映画と化しておりました。ようやく観ることが出来たのは、ビデマで働くよになった2000年頃、例の透明プラケースに入った東芝映像の中古VHSがビデマに入荷したことを知って、まだ入社したばっかりだったし、絶対売れるのは分かっていたのでちょっと気が引けたんですが、従業員割引を駆使して購入、十年以上かかってご対面となりました。
テープが傷むのを恐れ、DVD-Rに焼いてジャケット+ラベルも作り、お手製「ファイナル・オプション」DVD、その後、国内版DVD、輸入版Blu-ray、国内版Blu-rayとメディアが更新される度に買い替えて参りました。国内版Blu-rayは、あいにく現在廃盤となっている本作。ファンで買い逃している方は流石におられないかと思いますが、もし廃盤後に本作に興味をもった方がいらっしゃったら、どうぞこちらの輸入版Blu-rayをよろしくお願いいたします。本作や傭兵哀歌の傑作「ワイルド・ギース」のプロデューサー、ユアン・ロイドのドキュメンタリーなどが収録されております。
↓店主が「ファイナル・オプション」を知るきっかけとなったコラム |