1904年の中国、東洋の吸血鬼伝説を研究するために重慶大学を訪れていヘルシング教授(P．カッシング)は、故郷を救って欲しいという青年の願いを受け、黄金仮面の吸血鬼＆ゾンビ軍団との対決に挑む。クンフー映画ブームに乗ってハマー・プロが香港のショーブラザーズと合作した、ハマー最後のドラキュラ映画。C．リーがドラキュラ役を引退したためJ．F．ロバートソンが代役を務めていたり、物語に明らかな矛盾があったり、弱点は多々あるものの、迫力のクンフー・アクションや泥臭いエログロ趣味が展開されるサービス満点の痛快作となった。