今回私が観ましたオススメの１本は、チェリー・キャファロー扮するCIAの美人特捜員ジンジャーが,セクシーな美貌と肉体を武器にシンジゲートに戦いを挑むシリーズの第３弾です。ジンジャーは相棒の黒人特捜員クレイ（ティモシー･ブラウン）と共にCIA本部のミッションを遂行します。今回はアメリカとアジアの密輸話にからんだ誘拐事件解決の為に、まさに体を張って大活躍の巻き。ちなみ相棒のクレイはジンジャーとデキてるようです。日本公開当時の邦題は「金髪ドラゴン/ブロンド･フィンガー悩殺編」、題名通りジンジャーの悩殺シーン満載です！って言うかそれがメインの映画です。ナイスバディ！と言っていいでしょう（ややタレぱいですが・・・）、その体を惜しげもなくさらしてくれます。初っぱなからジンジャーのパンツが脱がされ、期待が膨らみます。日焼けの水着跡が眩しい！もう一人ジンジャーの敵役・謎の赤毛女（ロニー役：ジョスリン・ピーターズ）も脱いでくれてます（個人的には好みではありませんが・・・）。二人の白人美女の全裸がたっぷり拝めますが、男どもに凌辱されるショッキングなシーンはないので「女いたぶり系」のファンには物足りないかも･･･。それにしても邦題の女ドラゴンはいくらクンフーブーム時に公開されたといってもハズしてますねぇ。一応ヌンチャクを使ったりしてますが・・・。よく女闘美ファンがこんな女に蹴られたいっ！てのがありますが、ジンジャーのこんなユルい蹴りならいくら食らってもイイってなもんです（笑）出演時いったい何歳なのか？タレ気味のおっぱいを揺らしながら、晩年のG・馬場ばりのアクションを見せてくれます。脳天から竹割りから一本背負い、足の上がってない回し蹴りが炸裂！ビーチでの半けつビキニ姿での悪党との対決シーンが僕は好きです。度重なる野郎の襲撃にジンジャーの抵抗なんて赤子同然、すぐに男の思い通りになってくれます。触られ、揉まれ、脱がされ、ヤられます。こう言ったシーンがハイライトであり、一番長いカットなのが嬉しいです。ジンジャーのストリップシーンもなかなかです（捜査の一環でなぜだかパーティーで踊ります）。ジンジャーのファッションもイイですね！露出度も高いですが、センスの良さを感じます。色もデザインも最高！それにしてもローライズパンツってのは永遠に男のスケベ心をくすぐってくれるもんですね。

　ジンジャー対ロニー一味の対決はそんなこんなで（どんなんだ?!）ラストを迎えます。ジンジャーはさっき（ジンジャーがロニーの手下に捕まってベッドの上でイイようにヤられたのでした）の仕返しで自分がやられたのと同じように、ロニーをベッドに括りつけて全裸にして男にヤラせてめでたしめでたしなのですが、はっきり言ってストーリーなんてどうでもいい？です。ついでに言えばアクションもどうでもいいレベルです。ゆるい空気にゆるいアクション、一応特捜ものなのに緊張感のかけらもありません。でもこれでイイんです。敵の男にいい思いをさせといてゆるゆるアクションでしとめるジンジャーことチェリー･キャファローさえそこに居れば。

　訳あって７０年代のクンフー映画にハマッていた私が以前からそのタイトルにそそられ、観たい観たいと思っていたのがまさに「金髪ドラゴン」なのでありますが、香港の女ドラゴンもののような壮絶な復讐劇を想像していた私は別の意味で衝撃を受けました。ドラゴンてあなた・・・。期待して観るとあまりのユルさにがっかりするかもしれませんし（実際私もそうでした）、とびっきり美人でもなく、たれパイ（しつこくてすません）なのに、あら不思議いつのまにジンジャーことチェリー･キャファローの虜になっている自分に気づくはずです。ジンジャー役のチェリー･キャファロー姉さんは一般的にはマイナー女優らしく、情報が非常に少なく今何してんだか？この映画より後の'76年に公開された「華麗なる殺し屋〜TOO　HOT　TO HANDLE」もジンジャーシリーズと同じテイストのお色気アクションらしく｛チェリー･キャファローは謎の女殺し屋：サマンサ･フォックス（どっかで聞いたような・・・）役だそうです｝、そちらも是非観たいと思ってます。

　まったくもってまとまらない文章で恐縮ですが、若かりし頃白人女性の裸に異常にエキサイトしていた（恥ずかしながら私はそうでした）ような輩に観ていただきたい１本（と言うかシリーズ）です。「あー俺もこういうので興奮してたよなぁ・・・」と何故だかノスタルジーに浸れることうけあいです。ちなみに他の「GINGER〜女猫の舌」「THE　ABDUCTORS」の２作品も輸入DVDで発売してます(もちろんジンジャーは野郎どもの期待にこたえてくれます！）し、今作を含む３タイトルのBOXセットも超お買い得価格にて当店で絶賛発売中ですから、ファンならずとも是非観てほしいもんです。（FUKUCHI)