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1月25日(火)ヒロイン危機一髪!!第4号がついに発売になりました。
今までの特撮ヒロイン専門誌という体裁は保ちつつ、「闘うヒロイン」色を全面に打ち出しており、常日頃ビデオマーケットに通って頂いている皆様にもオススメできる内容です。
インディーズ特撮の充実度は特筆ものでピンチ連続の写真満載。いや、奥が深い。往年のカンフーファンには嬉しいマリア・イーの記事もあります。(でもマリア・イーにはアクションヒロインのイメージないんだけどな)海外ドラマまで押さえているところもニクイですな。
これはもうヒロイン・アクションファンには福音の書でしょう。
そんな中「無国籍闘女紹介記」という新コーナーにてビデオマーケット大スイセン作品の紹介を行なっていますので、そちらもお読み逃しなく!
と、宣伝もしたところでここではレディ・アクションの近況をお伝えしたいと思うのですが、ことアジアに関しては絶望的状況が続いています。
韓国は未だレディアクションの萌芽も見られないありさま、ヨン様。そういえば韓国の女優さんってアクション映えしそうな人がいませんね。チェ・ジウのチャーリーズ・エンジェルなんて想像できません!(ピンク映画ならOKだ。どんどん出てくれ!)「花嫁はギャングスター」もアクションは仮の姿で実はコテコテの人情喜劇だったりするんですよね。強いてあげるなら最近作では「阿羅漢(あらはん)掌風大作戦」という「火山高」のりのCGアクション映画でデビューした新人のユン・ソイが要チェックかも。
ユン・ソイちゃんです

アクションの本場、香港もミシェル・ヨーが孤軍奮闘しているもののそれ以外は厳しい状況。本気出せば面白いモノ作れそうなのにな。そのミシェル・ヨーでさえ方向性を見失って苦戦いるくらいですから、いかに今の香港でレディアクションの需要がないかが良くわかります。唯一客を呼べるアイドル、TWINSはやっぱりドニー・イエンとの相性が一番いいような気がします。萌えの心がわかるドニーって素敵。TWINSをいいなって思った人はアクションではないけど思い切り70年代テイストが炸裂している21世紀に甦るMr.Boo!こと「鬼馬狂想曲」も見ることをオススメします。ザ・ピーナツしていて可愛いんだよね。
逆に勢い感じるのは東南アジアでしょう。90年代も後半、香港でのレディアクションブームが下火になったあとムーン・リーはじめシンシア・カーン、大島由加里の新御三家はフィリピンを拠点に映画製作を続けたことからもわかるように東南アジアは華僑が多く、もとからアクション需要が高かったのです。どの国も非常に個性的な映画が多く、一度見るとクセになることウケアイ。フィリピンはどちらかと言うとアメコミの影響が多く見受けられコスチュームデザインも良く似ています。「ダーナ」をはじめとして「SUPER-B」や「VOLTA」などコスプレヒロインものに強いお国柄ですね。
またインドネシアとタイは今後のお宝発掘が急がれる今後要注意国です。マジ凄いものありそう。チャイヨーなんてまだほんの序の口だと思うよ。なかには「5 CEWEK JAGOAN 復讐のインドネシア美女軍団」という東映の女番長シリーズだって言われても納得しちゃいそうなのまであるんだから侮れない。個人的には早く「ナイト・ファルコン」の続編希望!このヒロインは逸材だと思うよ、ホント。

これからは「映画秘宝」「フィギュア王」だけでなく「ヒロイン危機一髪!!」も要チェックですぞ!
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