木箱に入って届いた謎のレコードから流れる不気味過ぎる音楽によりセイラムの街を邪悪が覆う・・・。こ、これは一体!?
今や、もっとも注目すべきホラー映画監督に登りつめたロブ・ゾンビ監督3年ぶりの最新作は、こちらの予想を軽く裏切る問題作にして、「ここまで来てしまったのか」と感動させられる大傑作だ!
ロブ・ゾンビ曰く「完全なクリエイティブコントロールのもと、本当に撮りたい映画を一切の制約なく撮る事が出来た」という本作はセイラム魔女裁判を題材にしており、一見アメリカ北東部の寒々し雰囲気が素晴 らしい正統派ホラーのようである。どっこい映画も後半になるとグロテスクな驚愕のイメージが続々登場し完全に発狂!観客を例外なく唖然とさせるであろう。ロブ・ゾンビ大丈夫か!?と一瞬心配になるものの、今観てしまったものをあらためて咀嚼すると、その得体の知れない魔力は中毒性があり、すぐにも観返したく なってしまう。これは大変だ!!
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