核戦争後の世界。文明は崩壊し、人々は言葉を失い、本能のままに生きていた。男は人畜として飼われていた女を奪取すると旅に出る。はじめは抵抗していた女も、次第に心を開き、体を許すようになる。野党に女を奪われたり、食人修道院に迷い込んだり、色に狂ったマダムとついついセックスしたり、と様々な経験の果てに迎えるラストシーンは
、希望に満ちており静かな感動を呼び起こす。
セリフを排し、普通の森や田舎の風景を独特の映像美で核戦争後の異世界として描いて見せた異色のSF。ちなみにかつて松竹ホームビデオからVHSが発売された時は「1999 SEXサバイバル」というタイトルでした・・・。
※20年振りとなるまさかの続編はこちら
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